2020年08月25日

2020年08月27日

ユニドラでおすすめ、低用量ピルガイド

様々な種類がある低用量ピル。自分にどのピルが合うのか、正しく選択するのは難しいですよね。
ユニドラで購入できるピルが、それぞれどんな特徴があるのか、初めて購入する方にも分かりやすく説明します。
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低用量ピルって何?


低用量ピルって何?

低用量ピルとは、服用することで妊娠と月経をコントロールできる薬のことです。
経口避妊薬とも呼ばれ、一日一回服用することで、女性ホルモンのバランスをコントロールし、排卵を抑制したり、子宮内膜の増殖を抑えたりします。
避妊目的で使われる事もありますが、生理周期を安定させたり、生理痛やPMSを抑えたり、ニキビを治したり、肌を綺麗にしたりと、様々な目的で服用する女性がいます。

ピルが作用するメカニズム


ピルが作用するメカニズム

低用量ピルには、2種類の女性ホルモン
・卵胞ホルモン(エストロゲン)
・黄体ホルモン(プロゲステロン)
が含まれています。
この2つのホルモンが脳に作用し、卵巣内の卵胞の成熟を抑制することで、排卵が起こらなくなります。

また、子宮内膜が厚くなる機能を抑えて、受精卵が子宮に着床しにくい状態を作ります。子宮から分泌される粘液も変化し、精子が子宮へ侵入しにくくなるため、避妊効果を更に高める働きがあります。

卵胞ホルモン(エストロゲン)は、別名「美のホルモン」とも呼ばれ、美肌効果や胸に張りを与えるなど、女性を美しくする作用があります。黄体ホルモン(プロゲステロン)は、妊娠時に大きな役割があり、保湿量を管理する作用があります。低用量ピルは、女性にとって重要なこの2種類のホルモンのバランスを保ってくれ、女性の心身の健康を維持するのに役立ちます。

低用量ピルの効果


低用量ピルの効果

低用量ピルには、主に次の効果があります。

避妊効果

ピルの最も代表的な効果です。決められた服用方法を守れば、排卵が抑制されるため、ほぼ100%に近い避妊効果が得られます。

月経トラブルを改善

ホルモンバランスをコントロールするため、生理痛やPMS(生理中のイライラや不快感)、月経不順、出血過多等を改善します。

ニキビや肌荒れの改善

ピルの種類によって異なりますが、女性ホルモンの摂取によって美肌効果が見られるものがあります。

女性特有の疾患リスクを下げる

子宮内膜症の治療・再発予防、卵巣がん・子宮がんのリスク低下

低用量ピルにはどんな種類がある?


低用量ピルにはどんな種類がある?

低用量ピルは複数種類ありますが、大きく分けると以下3つの方法で、分類することができます。
A:配合されている黄体ホルモンの成分による分類
B:1周期(28日間)のホルモン量変化による分類
C:1シートあたりの錠剤数と飲み方による分類

A:配合されている黄体ホルモンの成分による分類

1)第1世代
黄体ホルモンとして、ノルエチステロンが配合されています。
一番最初に製造承認された低用量ピルですが、古い低用量ピルの方が副作用が強い、ということはありません。
生理の出血量が減り、生理痛緩和効果に優れたピルです。
・シンフェーズ
・フリウェル
・ルナベル
などのピルがありますが、ユニドラでは取り扱いがありません。

2)第2世代
黄体ホルモンとして、レボノルゲストレルが配合されています。
より少ないホルモン量で効果を得られるように、改良されています。
ユニドラでは、トリキュラーや、トリキュラーのジェネリックであるトリフリーが販売されています。

3)第3世代
黄体ホルモンとして、デソゲストレルなどが配合されています。
ユニドラでは、マーベロンジェネリックであるジュリアナや、ノベロンが販売されています。第2世代から、アンドロゲン作用(男性ホルモンの活性化)が少なくなるよう改良されているため、ニキビに悩む女性に人気があります。

4)第4世代
黄体ホルモンとして、ドロスピレノンが配合されています。
ユニドラでは、ヤスミンヤーズが販売されています。卵胞ホルモンの量を3mg以下に抑えており、超低用量ピルとも呼ばれます。従来より副作用が少なくなるように設計されています。

B:1周期(28日間)のホルモン量変化による分類

1)一相性
1シート全て同じホルモン量の錠剤で構成されています。どの錠剤を服用しても、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの量が変わらないので、飲み間違いのリスクはありません。しかし、摂取するホルモンの総量は多くなります。

2)二相性
1シート内に、成分の異なる二種類の錠剤があります。より自然なホルモン変化になるので、副作用は出にくくなりますが、飲み間違えるとピルの効果が失われるリスクがあります。
日本国内で認可されているものはなく、あまり一般的ではありません。

3)三相性
1シート内に、成分の異なる三種類の錠剤があります。二相性よりもさらに少ない負担でホルモン量を増やせますが、飲み間違えるとピルの効果が失われるリスクがあります。代表的なピルとして、トリキュラーがあります。

C:1シートあたりの錠剤数と飲み方による分類

同じ種類のピルでも、錠剤数が異なるタイプがあります。(トリキュラーノベロンなど)同じ薬剤であれば、摂取する成分やホルモン量は同じです。

1)21錠タイプ
シートに入っている、全ての錠剤に成分が含まれています。1シート、21日間の内服が終わったら、7日間は休薬し、そのあと新しいシートの服用を始めます。休薬期間中に、月経に似た出血(消退出血)が起こります。

2)28錠タイプ
シートには28錠あり、成分が含まれている21錠と、含まれていない偽薬7錠が入っています。1シートの最後の7日間に内服する錠剤には、成分が入っていないため、実質休薬しているのと同じことになり、消退出血が起こります。休薬による飲み忘れを防ぎたい方や、初めてピルを飲む方には、毎日の服用が習慣づけられる28錠タイプがおすすめです。

低用量ピルの服用方法


低用量ピルの服用方法

28日周期が基本

ピルは女性の月経周期に合わせ、21日間飲んで、7日間休む、という28日周期が基本になります。
飲む時間は特に指定はありませんが、1日1回、同じ時間に1錠飲む習慣にしましょう。起きた直後や就寝前など、日々の生活リズムに取り入れると、飲み忘れが防ぎやすくなります。
水やぬるま湯での服用が推奨されますが、お茶やジュースであっても問題はありません。ただ、グレープフルーツはピルの作用を強め、副作用が起こりやすくなる可能性があるため、避けるようにしてください。

いつからでも内服可能

妊娠中でなければ、ピルはいつからでも内服可能です。避妊目的の場合は、月経開始初日からピルを内服すると、その日から避妊効果が得られます。初日でなくても、月経開始から5日以内であれば、他の避妊方法は必要ないとされています。ただし、月経開始から6日以上経っている場合、コンドームなどの他の避妊方法を追加してください。
授乳しておらず、血栓症のリスクが低い方は、産後21日以降からピルの内服が可能になります。授乳している場合は、産後6ヶ月以降に開始してください。

内服可能な年齢

原則、初潮後の女性であれば内服は可能です。ただし、ピルが骨の成長に影響する可能性が否定できないため、成長過程の女性の内服は推奨されていません。
閉経までピルの継続は可能ですが、40歳以上の場合、持病の有無を確認することが必要です。特に、35歳以上で1日15本以上喫煙する方は、血栓症のリスクが非常に高いため、ピルの服用は行わないでください。

ピルを飲み忘れた場合

1錠だけ飲み忘れた場合、気付いた時点で飲み忘れた錠剤を服用して、残りは予定通りに服用します。つまり、その日だけ1日2錠内服することになります。
2錠以上飲み忘れた場合は、一度内服を中止します。数日以内に消退出血が起こるので、月経が始まったら新しいシートの1錠目から服用を開始します。

低用量ピルの副作用


低用量ピルの副作用

ピルに含まれているのは、元々体内に存在するホルモンです。また、低用量ピルに含まれる成分の量はごく僅かなため、大きな副作用は出にくくなっています。
しかし、内服開始からしばらくの間は、
・頭痛
・吐き気
・乳房の張り
・下腹部痛
・不正出血
などの小さな副作用が起こることがあります。
「ピルを飲むと太る」と言われることがありあすが、低用量ピルが体重増加に直接関係することはありません。妊娠時と同様の状態になるので、食欲が増えることが原因とも考えられます。

従来のホルモン量が多いピルでは、血栓症や乳がんのリスクが指摘されていましたが、現在使われているような、低用量ピルではこのような大きな副作用は激減しています。ただ、年齢と喫煙によってリスクが上がるため、激しい頭痛、胸の痛み、腹痛、息苦しさ、下のもつれ、下肢の痛みやむくみ、腫れや赤み、けいれん、長期にわたる不正出血などがみられたら、医療機関を受診してください。

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